信長の野望 大志 初プレイでの良い点、悪い点をまとめてみた!

プレイレポートシリーズはまだ続いていますが、ひとまず一段落クリアしたので、初プレイの感想を並べてみたいと思います。

まずは、初プレイで思った良い点、悪い点について。

先に断っておきますが、悪い点ばかり書いてありますが、どうしても悪い点が目立ってしまうのは仕方ありません。
良い点にはすぐに慣れてしまうけど、悪い点には慣れずに、その状況に直面するたびに「ここがちょっとなあ」と思ってしまうからですね。
なので、「悪い点が多い=面白くなかった」ということでは、必ずしもない、ということはお断りしておきます。
以下、続きを読むからどうぞ。




画面が見にくい・操作しにくい
特に行軍(出陣)のときの画面の操作性がひどい。
行軍のときの画面が以下の画面です。







上の画面を見ても、どれがどの城の部隊なのか書いてない。なので、どの城から出陣することになっているのか分からない。
下の画面は上の「部隊編制」を消した状態。どの城から出陣しているかは分かりますが、今度は各部隊に「武将・兵士数・兵種(騎馬、鉄砲)」と言った編制の指示が出せない。
ちなみに、城の下にある部隊のコマンドをクリックすると「出陣解除」になります。出陣していない城をクリックすると新たに「出陣」ということになり、自動で武将や兵数を指定してくれます。

つまり、「この城とこの城とこの城から、この人でこの兵数で」という指示を出すのが非常に面倒くさい。
自動で編制してくれること自体はまあ良いと思います。でも、その自動編制が適当。
ある城から行軍の指示を出すといきなり複数の城から出撃する編制をしてくる上に、最初に指示を出した城の軍団が含まれてない、なんてときもあります。
簡単に自分好みに変えられるUIにしてほしいと思います。

個人的には、
「九州軍団」「四国軍団」「中国軍団」などとキッチリ分けて進行ルートを細かく指定して、征伐気分を味わう
というのがやりたいタイプなので、出陣するだけで少し時間が掛かりますね…。




同盟が継続できない

以前は残り一か月になると「継続しますか」というようなことを訊かれて継続できたのですが、出来なくなっています。
これは間違いなくあったほうがいいと思います。




○と×のデザインがなんか変

こちらをご覧ください。




右下の○と×ですが、このデザインなんかおかしくないでしょうか?間違ってるわけじゃないけれど、なんとなくそぐわない感じがします。
例えば「可」と「否」にしたらどうかと思ったけれど、これって国際化に配慮しているってことなんでしょうか?




「先月」のアクセントがおかしい

報告のさいの「先月の収支です」という台詞の「先月(せんげつ)」の読み方がなんかおかしい。
頭にアクセントが来るのが普通だと思っていたのですが、平板なアクセントなんですよね。
例えるなら「前月(ぜんげつ)」の読み方と一緒。あれ、もしかしてあれって「前月の収支です」って言ってるのかな?



コマンド名や助言に違和感

例えば「行軍」、これは軍を移動させるコマンドですが、実際には「出陣」が正しいかと思います。「出陣」したあとの移動先を決めるなら「行軍」かもしれませんが…。
あとは「決戦」、これも大規模な野戦を行うかのようですが、実際には野外で戦いを行うことの総称で、「野戦」が正しいかと思います。前作みたいに大規模な野戦には別の名前を(それこそ「決戦」と)名付ければよいのではないかと。

また、家臣の助言も何故かおかしい。
例えば、農業のコマンド。流民がいないのに「この城は流民が多いから開墾を」と言い出す。
あるいは複数の大名家が進出していて新たに進出できない商圏に対して「話し合いや軍事で解決を」と言うのだが、こういう状況のときは外交では解決できない…(仮に独占状態であれば外交で解決できる)。




逆に良かった点もいくつか。

野戦が多い&面白い
以前はCPUはあまり野戦をしてこなかった印象がありますが、今回は城を包囲すればほぼ確実と言っていいほど野戦を挑んできます。
ただ、これは良し悪しで、人によっては「何度も鬱陶しい」と思うかもしれません。
また、野戦は時間が意外と掛かります。拮抗しているときはなかなか決着が付かない。これが連続すると面倒だと思う人もいるかもしれません。これはスキップできるのかな?

個人的には野戦は非常に面白いと思っています。
特に「戦場によって展開できる兵数に制限がある」のが面白いと思っていて、これがあることによって、必ずしも数の少ないほうが負けるとは限りません(展開できる兵数が少ない戦場で戦えば、兵数が五分にできる)。



内政が簡素化されているが、面白みは失われていない
最近はどうも「内政より戦争」って感じですよね。今作も内政は基本的に農業と商圏投資をするだけです。
ただ、農業については季節ごとのコマンドを用意したり、商圏投資についても投資→独占→大商圏というステップがなかなか面白いと思いました。




さて、初プレイの感想ですが、初めてだからかもしれませんが、なかなか楽しくプレイできました。
立て続けに野戦を仕掛けてきたり、兵糧の問題があったりでいきなり敵を滅ぼすのは難しいので、少しずつ領土を広げて講和を繰り返していくというのはリアルな感じがしますね。

ただ、何周もやるとなると時間の掛かる野戦はいずれ飽きてくるでしょう。飛ばせ…、ないんですよね、あれ?前は「実際に指揮を執るか否か」訊かれたのですが。



まとめとしては今作のキーワードを強いて一つだけ挙げるなら「決戦(野戦)」に尽きると思います。これが面白いと思うかどうか。

現状ではSteamもAmazonも低評価の嵐という状況ですが…、個人的には楽しかったので、気にしていません。
たしかに、インターフェイスはちょっと困惑するところも多いと思います。でも逆に言えばゲームシステム自体は良いのではないかと。
まあ、だいたい評価システムって低評価付けたい人のためのシステムですからね、逆に高評価の嵐っていうゲームがあったらやってみたい。


ってことで、「面白いけど手間が掛かる、手間が掛かるけど面白い」という感想でした。

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