新宿将棋センター行ってみた!初心者向けの利用案内付き

しばらく前ですが、新宿将棋センターに行ってきました。
自身はほぼ一年振り二回目です。
ちなみに日本将棋連盟内の公式ページはこちら

おそらくこういった道場に対して「行ってみたいけどちょっと…」って人は多いと思います(僕もそうでした)。なので、未経験者が気になるようなことを中心にレポを書いておこうと思います。
なるべく詳しく書いたのでかなり文章量が多くなってしまいましたが、適当に呼び飛ばしてください(笑)。文章のテーマとなる単語には赤字大きめにしてあるので、気になるテーマを探してみてください。

以下、「続きを読む」からどうぞ。


場所については公式ページ(こちら)をご覧ください。新宿駅を普段から利用している人は「西口を出て、北方向(大ガードのほう)へまっすぐ」で多分通じるはず。一階がモスバーガーなのが有名なビルの六階です。
普段利用しない人(僕も含め)はなかなか分かりにくいのですが、地下通路ではなく地上を行けば少し迷う可能性を減らせるのかなあと。
ちなみに、「新宿将棋センター」という看板がでかでかと出ているわけではない(ちょっと小さめ)ので、行き過ぎないように注意。

料金については、こちらも公式サイトに書いてあるので参照。ちなみに僕は将棋世界を持っていっています。将棋世界割引は実質650円引きなので、将棋世界が800円であることを考えると非常にお得だと思います。

初めての方は受付で初めてであることを伝えましょう。名前などを登録します。その後、名前を入れた手合カードを作ってくれます。
初めての場合は「棋力はどのくらいですか?」と訊かれます…、が、「分からないから認定してほしくて来てるんだよ!」と思うかもしれません(僕もちょっと思いました笑)。
将棋ウォーズや将棋クエスト、将棋倶楽部24などをしている人は例えば「ウォーズで○段ですね」などと言っておけばスタッフがだいたいの相手を選んでくれます。そのほか、東京将棋会館などで棋力を認定されている場合もそれを伝えましょう。
どうしても分からない人は周りの知り合いを思い浮かべながら「○級くらいの○○さんよりは下で…、だから…」って感じで本当にだいたいを伝えれば大丈夫です。
二回目以降で棋力を認定されている場合は、棋力認定証を出します。

また、このときにお金も支払います。「一日料金」以外で利用したい場合は忘れずに言っておきましょう。何も言わないと「一日料金」を請求されるはずです。僕もこのときに忘れずに将棋世界を出しています。
あとは、名前が呼ばれるのを待つだけ、良い具合の相手を選んで手合いを付けてくれます。手合いが付くとマイクで名前を呼ばれます。スタッフによっては聞き取りづらいので注意しておきましょう。
名前を呼ばれたら対局です。受付の人から手合カードを受け取り、相手と「この辺でいいですか?」って感じで場所を決めて座り、駒を並べます。大抵の場合振り駒で先後を決めるので、相手がやってくれそうなら任せ、やってくれなさそうなら「振り駒していいですか?」と自分で振り駒をやりましょう。

対局が終わったら、勝ったほうが二人分の手合カードを受付に持っていくのが一般的です。たまに持っていかない人がいるので、その場合は自分で持っていきましょう。受付には自分の(勝ったほうの)手合カードを上にして持っていけばそれが勝ったしるしですが、僕の場合はいつも「○○(自分の名字)勝ちです」と言い添えてます。
受付スタッフへの確認の意味もありますし、何より自分が嬉しいですからね(笑)。

ちなみに対局後の感想戦ですが、やってくれる人もいますが、やらない人が多いと思います。若い人(学生~青年)ほどやってくれると思いますので、気になる局面がある場合は「例:ここで歩を打ったあたりではどうでしたかね~」とか聞いてみるといいでしょう。
興味ない人は「あ~、どうだったんだろうねえ」くらいで席を立ってしまうので、あまり感想戦に無理強いはしないほうがいいと思います。

もし帰ろうと思ったら手合カードを持っていったときに「そろそろ帰ります」と告げます。最後が負けだった場合は手合カードを持っていかないので、次の対局が決まる前に受付に帰ることを伝えましょう。
初めての方で、ある程度対局をこなすと棋力を認定してくれます。棋力が認定されると棋力認定証が貰えますので、次回からはこれを提示しましょう。また棋力が認定されなかった場合は、手合カードをそのまま貰えるので、次のときに忘れずに持っていきましょう。
というのがおおまかな流れです。

そして、未経験者が一番気になるのが「道場の雰囲気」だと思います。ちなみに僕は前回去年行ったときは日曜日、今回は水曜日でしたが、だいぶ雰囲気は違いましたね。
公式ページには平日と休日の写真が載っています。直リンクを貼っていいものか分からないので避けますが、「遊び心満載!『新宿将棋センター』」と書いてあるところのリンクです。
正直に言って、この写真はだいたい本当です。特に盛ってません(笑)。ただ、ちょっと休日のほうは多すぎかなあ。
休日は人が多いだけに色んな人と対局できます。一方で、平日は高齢者男性の割合がかなり高めなので初めての人にはちょっとオススメできないかなあ、と。
どういうことかというと「平日は人が少ない」=「同じ人とよく顔を合わせる」=「自然と知り合いになる」ということで、お客さんたち同士がかなり知り合いになっているようなのです。
先日僕が行ったときもお客さんたちは知り合いらしく比較的大きめの声でよく喋りながら対局していました。
本人たちはよいかもしれませんが、第三者からするとちょっと…。将棋道場に慣れていない人があの雰囲気の中にいるのはあまり心地の良いものではないかもしれません。
前に日曜日に行ったさいは、人が多すぎてそんなことはありませんでした。それに、人が多いとすぐにしかも同程度の棋力の人と手合いが付くという長所もあります。
たしかに人が多すぎるとうるさくなりますが、少なくても意外とおじさんたちうるさいので…(笑)。
とはいえ、僕も平日と休日一度ずつしか行ったことがないので、参考までにどうぞ。

以下、先日の自分のレポ。
前回のときには棋力が認定されなかったので、前回の続きで手合カードを作ってもらいました。
色々ありましたが、結果は4勝2敗。特に最後は時間が無かったので、あえて詰むほうに逃げて詰ましてもらいました。
今回は帰りに棋力認定証が貰えました。
とりあえず参段とのことでしたが、どのくらいすごいのかよく分かりません…。

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